USMLE Step1
合格することが目標である場合、いかに最小限の準備で合格点をとるかが、効率性の観点から一つの目標になります。
実際、USMLE対策を行っている医師、学生は、多くの場合、いろいろと他にもやるべきことが多く、USMLEのみに時間を費やせるわけではないの現状だと思います。
過去のデータから、合格最低点の分析を行った結果、下位数パーセントでなければ、基本的に受験者は合格が得られると私は考えています。しかし、英語がネイティブではない我々日本人には、その数パーセントに入りうる可能性も高く、油断はできません。
自分の合格した経験から
日本で標準レベルで医学部に入って(さらに卒業して医者をやって)いるような受験者である場合、私の感覚的には、U Worldを1周解けば、おそらく合格最低点には到達できると思います。
そして間違った問題のみの復習を行えば安全域(試験毎の点数の誤差があっても合格できる事)が確保できる程度の知識量に到達できると思います。
おそらくこれ以上の点数アップのためには、First Aidの暗記や他の問題集や各教科の問題集のやりこみが必要である思いますし、そしてそれに費やされる時間は非常に多大になることが予想されます。
私の結論、対策法
合格するための最低の勉強量としては、
U Worldを1.5周するのみで十分*である。
*First Aidもさえも不要であると思います。私は何度もFirst Aidを買いましたが、結局ほぼ開くことさえなく、一発合格しました。
ちまたには、USMLEが非常に大変であるような情報や、有料サロンへの勧誘等がありますが、私的には、惑わされずに粛々とU Worldを解いていくのが、Step1への最短最速の合格法だと思っています。