USMLE Step2CK受験時の注意点

USMLE Step2CKの受験作戦

無事に申し込みが完了し、勉強が済んだ後は、実際の試験となる。本稿では受験時の注意点をまとめた。

試験および受験室の設定

ブロック数は8ブロックで、各1時間で36−40問の設問。

どのブロックから行うことも可能。つまり、あまり意味はないが、設問数が少ないものから受けることも可能。

計1時間の休憩時間(うち、15分程度はインストラクション時間と共有)はブロック間で自由に配分可能。ちなみに休憩時間を使いきると、試験後のアンケートも回答時間がなくなる。

試験室内は何も持ち込むことはできない。マーカーとホワイトボードが計算用に渡される。

ヘッドホンとヘッドホン型の防音具が席に備え付けられている。

リクエストに応じて耳栓とティッシュペーパーが与えられる。

試験に対する作戦

USMLE Step2CKは問題がかなり長い。問題文はまず最初の1,2行読んで、設問の概略を掴み、中程はとばして最後の設問文と選択肢に目を通す。問われていることに答えることを主眼に、残りの問題文を読む。

問題文の中間は家族歴や既往歴は関係がないことが多い。そのような部分は流し読む訓練をした。

ECFMGにとって、もっとも大変なことは長い問題文に対して、いかに集中力を失わずに取り組みつづけるかということ。また、1問あたりは90秒を目安に、わからない場合でもその時間内に最もベストな選択肢を見つける練習を要する。消去法、選択肢の類似性等、用いることのできるテクニックを総動員する。また、雑念を払うことは最も大事。試験2日前からは平穏な生活を心がける。

試験中は1時間集中するとかなり疲弊する。1時間毎に毎回、退室してこまめに食事摂取(吸収の遅い全粒タイプのサンドイッチ等)とカフェイン補充(人工的カフェインの方が速攻性あるためエナジードリンクを選択)。とりすぎるとトイレが増えるため、カフェイン、水分は少量ずつ。適度なカフェイン血中濃度を維持する。糖分の過量摂取も眠気につながるため、避ける。

また、前日は飲酒は避け、十分な睡眠時間を確保する事が肝要である。前日直前の勉強を否定する意見もあるが、直前のインプットは、記憶も鮮明であり、この効果は見逃す手はない。

試験対策としてのまとめ

  • 一切の雑念を払うこと
  • 適度なカフェイン濃度の維持
  • 前日は十分な睡眠

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