投稿日: 2019年1月23日2019年3月24日K補正時の注意点とK欠乏量の推測 K補正時の注意点 濃 度:40(~60)mEq/L以下速 度:20(~40)mEq/時以下投与量:3mEq/kg/日以下大量に補給するときはECGモニター 血漿pHと血清K濃度によるK欠乏量の推定 血液pH7.27.37.47.57.6K欠乏量血清K濃度5.04.54.03.53... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年3月24日腎でのアルドステロン作用の推定 脱水、循環障害等で、血管内ボリュームを維持するためにアルドステロンが亢進すると、尿中からNaを吸収してKを排出する作用となる。そのため、アルドステロン作用が上昇すると、尿中のKは増加し、尿中Naが下がる結果となる。 アルドステロン作用↑アルドステロン作用↓尿中K↑>20mE... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年2月16日原発性アルドステロン症(PA)の診断手順 ①降圧薬投与(-)、臥位の条件では PAC≧120 pg/mL、かつPRA≦1.0 ng/mL/hr またはPAC/PRA>200 上記条件が揃わなければ、 PAC≧100 pg/mL、かつPRA≦2.0 ng/mL/hr ②ラシックス・立位負荷試験、カプトリル負荷試... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年2月5日2次性高血圧 高血圧以外の典型的な症状を伴っていることは少なく、内分泌疾患をスクリーニングすることが大切である。 発見されれば治療により降圧治療を不要にする可能性もある。 →PAC、PRA、腹部エコーによりscreeningを行う。 PAC、PRAの測定・判定での注意点 30分安静臥床後... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月22日2019年2月5日アスピリン(アセチルサリチル酸)中毒の中毒量と治療 中毒量 アスピリン 150mg/kg以上内服で嘔気、嘔吐出現。 300mg/kg以上内服で重症となりうる。 血中濃度 *ピークは6時間後 *半減期は18-36時間後である。 15~30mg/dl(150~300μg/ml)、耳鳴り、難聴、頭痛、眩暈 25~... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月21日2019年2月5日子宮内膜症の症状、診断と薬物治療について 続 薬物療法 1、2に関しては子宮内膜様組織はエストロゲンに反応して増殖するため低エストロゲン状態を作り出すような治療である。 1:GnRHアナログ 酢酸ブセレリン、酢酸リュープロレリン、酢酸ナファレリンが治療薬である。生理的なGnRHは律動的に分泌されているが、これら薬剤を投与する... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月21日2019年2月5日子宮内膜症の症状、診断と薬物治療について 子宮内膜症の症状、診断と薬物治療について 症状 月経困難症が生じ、月経時に強い下腹部痛と腰痛を呈する。年齢を経るにつれ増強し、閉経期に近づくにつれ軽快する。 また、子宮内膜組織が月経様出血を繰り返すにつれ、周囲の組織と癒着し子宮は後屈し、可動性が失われていくと、凍結骨盤と呼ばれ月... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月21日2019年2月5日胸水の鑑別、診断、予後因子 胸水の鑑別 胸水/血清 蛋白比>0.5 胸水/血清 LDH比>0.6 胸水好中球優位 胸水Glu低値 鑑別疾患 悪性胸膜疾患 急性結核性胸水 (肺癌、肺塞栓症、ウイルス感染症、アスベストによる胸水) 肺炎随伴性胸水・膿... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月20日2019年2月5日外傷による失血の診断と治療 外傷後の診断 腹部エコー FASTは腹腔内貯留液体が100~200mlから同定可能。 術者の腕や体格に影響をうけ500mlないとはっきりわからないことも。 Trendelenburg体位にてより少ない量も同定できる。 バイタル等 出血によりカテコラミンが分泌され... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月20日2019年2月5日ヒトの体液組成と失血時の変化 体液組成 体内の総水分量 体重の60%(男)、50%(女) その内 2/3が細胞内液(ICF)、1/3が細胞外液(ECF) ECFは1/5が血管内、4/5が間質に分布 →血管内には体重の4%(男性)(60kgの男性で2.4リットル)、3.3%(女性) 失血時の変化 ... (続きを読む) ツイート