H4ビザとITIN
確定申告、Tax Returnのシーズンになると、アメリカではTax Returnの書類を作成して連邦税のためにIRS、州税のために州のTax Departmentに書類を送付する(もしくは電子的に送付)する必要があります。
この際、家族がいる場合は、確定申告にdependentとして含めれば、税金が還付されることが多くなります。
実際、留学生で計算上は9000ドル近くの還付の予定となったという話も聞きます。
さてこのDependentの申請のためには、ソーシャルセキュリティーナンバーかTax Identification Number (ITIN)が必要となります。
しかし、H4 (H1-Bのdependent)の場合は、SSNは取得できないため、ITINを取得することとなります。
ITINの取得
ITINの取得にあたっては、 Tax Returnの際に、IRSの Tax Officeに対面にて書類申請することでITINの申請が可能です。
必要書類は
- H1-BのTax Return書類=Form 1040、W2、1099-INT
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H4のITIN申請書類=Form W-7、パスポート原本
となります。
で最寄りのTax Payerセンターを調べて、電話予約をします。
この際、混み具合がかなり違うので、場所をいろいろ変えて、すいているところを探すといいと思います。
家族本人が来る必要があるため、学校等の都合のつく時間が良いでしょう。
“Tax Returnの提出とITINの申請”という旨で予約とれます。
IRS予約当日
入室のセキュリティーチェックがあるので、余分な荷物は減らしていきます。
パスポート等で身分証明します。
Tax Returnの提出とITINの申請のための書類、および家族のパスポートを提出すると、20−30分で、書類とパスポートの確認が終わり、IRSのオフィスから、本部の方へ申請書を転送することになり、手続きは終了します。
パスポートは無事に返却されます。
また、Tax ReturnとW7の申請控えも渡されます。
9-11週間待つように指示されます。