高血圧以外の典型的な症状を伴っていることは少なく、内分泌疾患をスクリーニングすることが大切である。
発見されれば治療により降圧治療を不要にする可能性もある。
→PAC、PRA、腹部エコーによりscreeningを行う。
PAC、PRAの測定・判定での注意点
30分安静臥床後の採血、降圧薬が影響、経過に伴い変動 反復測定が重要
PAC | PRA | コルチゾール | カテコラミン | |
ストレス興奮 | ↑ | ↑ | ↑ | ↑ |
立位・歩行 | ↑ | ↑ | ↑ | ↑ |
食塩制限 | ↑ | ↑ | ||
午前 | ↑ | ↑ | ||
午後 | ↓ | ↓ | ||
利尿薬 | ↑ | ↑↑ | ||
Ca blocker | ↓ | ↑ | ↓ | |
ACE・ARB | ↓ | ↑ | ||
βblocker | ↓ | ↓↓ | ↓ | |
α blocker | ||||
交感神経遮断薬 | ↓ | ↓ |
- 特に利尿薬、ACE、ARBを中止にして検査したい
- ヒドララジン、αblockerを一剤ずつ加えて上記を減らしていく。