USMLE STEP2CKの勉強法
合格することが目標である場合、いかに最小限の準備で合格点をとるかが課題である。
USMLE対策を行っている医師は、多くの場合、いろいろと他にもやるべきことが多く、USMLEのみに時間を費やせるわけではない。
例えばFellow以上のポジションからの就職を目的とした場合、必要以上にUSMLEのスコアを上げる必要はない。効率的な合格を目標にしたUSMLE Step2CKの最低限の試験対策について過去情報を分析したところ、以下の結論を得た。
使用教材は下記のみで十分。
U World
U World 模試2回分
First Aid
多くの合格体験記からの共通項目はU Worldを1周し、その間にFirst Aidに学習事項を追記し、知識を深めて穴をなくしていく。
1周が終わった段階でU Worldの試験を行い、弱点分野を確認。
重点的に復習を行う。
USMLE Step2CKの合格ライン
ちなみにU World模試の合格ラインは56%と言われている。
以下に参考的な換算表を記載する。
USMLE step2CK | U World模試 | Kaplan Q | NBME Q |
197 | 49% | 39% | 400 |
199 | 50% | 40% | 410 |
200 | 51% | 42% | 420 |
201 | 52% | 44% | 430 |
203 | 53% | 45% | 440 |
206 | 54% | 47% | 450 |
208 | 55% | 48% | 460 |
211 | 56% | 50% | 470 |
213 | 57% | 52% | 480 |
216 | 58% | 54% | 490 |
222 | 59% | 55% | 500 |
最も最低限のUSMLE Step2CKの対策
実際First Aidは読んでいても、眠くなって時間ばかりが費やされる印象であり、FAはなしでとして、直接U Worldのみ科ごとにやって、知らなかったことをWordに書き出す作業でよいと思う。一周した後に、書き出したメモを整理。メモを科ごとに通読した後にU Worldの間違った部分のみをやり直す。以上を行い、本番に臨む。
まとめ
結果としては、この対策のみで合格ラインはクリアできる。今までFAを何度も買っては、その都度挫折して人も多いと思うが、この方法であればより多くの人が突破できるのではと思う。
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