グラフの色の指定

STATAのグラフ等での色の指定コマンド

STATAのグラフの色の指定の方法ですが、

color(色のコード) もしくは lcolor(色のコード) のSYNTAXを用いて指定します。

もしくはアドインを追加して色の指定を行うと便利です。

STATAのアドイン

Colorpalette というアドインを追加すると使いやすくなるので、

Colorpalette をSTATAのコマンドヘルプで検索してインストールを行います。

すると、colorpaletteもしくはcolorpalette9(STATAのバージョンによる)のコマンドによってパレットが表示でき、指定しやすくなります。

STATAのコマンド

colorpalette9 s1r

もしくは

colorpalette s1r

のコマンドで下記の表が表示されます。

コマンドがSTATAのバージョンによって異なるので注意が必要です。

(とは言っても9を足すだけですが、、、。)

直接、この色のコードをcolor(bleu) もしくは lcolor(pink)等で指定してすることで、色を変更することができます。

 

色盲の方にもフレンドリーな色

おすすめの一つとしては色盲の方にも識別しやすい色があります。

バリアフリーな色の選択は非常に重要な事だと思います。

colorpalette9 cblind

この場合は、

lcolor(“240 228 66”)

というように直接3組の数字のコードで指定していきます。

 

カラーパレット

他にも色々なパレットがあります。

エコノミストのカラーパレット

colorpalette9 economist

 

Swiss Federal Statistical Officeによる色のコレクションとしては、

colorpalette9: sfso, br / sfso, or / sfso, red / sfso, pi / sfso, pu / sfso, vi / sfso, bl / sfso, ltbl / sfso, tu / sfso, green / sfso, ol / sfso, black

があります。キレイですよね。

 

グラデーション

青系のグラデーションを見る場合は、

colorpalette9 hcl, blues

colorpalette9 sfso, blue

等で下記が見れます。

グラフの例

twoway line x a if a>50 & a<150 , lpattern(solid) lcolor(“132 142 194”) || ///
line y a if a>50 & a<150 , lpattern(solid) lcolor(“207 211 235”) || ///
line z a if a>50 & a<150 , lpattern(solid) lcolor(“50 77 160”)

如何でしたでしょうか?

このような感じで色をキレイに見せることができますので、ぜひ試してみて下さい。

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参考サイト

https://medium.com/the-stata-guide/stata-graphs-define-your-own-color-schemes-4320b16f7ef7

https://boris.unibe.ch/116571/1/Jann-2018-palettes.pdf

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