カナダ臨床留学の準備タイムスケジュールについて記載したいと思います。
カナダのアカデミックイヤーは７月始まりになります。
そのため、留学開始時期は７月始まり（時に１月始まり）が一般的となります。
７月始まりのケースで臨床留学準備までのタイムスケジュールの参考例を以下に記載します。
前年夏まで
臨床留学先の情報収集（受入条件、トレーニング内容、条件、待遇等）。過去および現在の留学者、留学先上司とのコンタクト。必要に応じCVを送る。
前年夏（７−８月）
CVや紹介状3通を添えてアプライ。メール添付での応募が多い。紹介状は過去の所属長、教授、指導教官等。必ずしも全て臨床系でなくても可だが、一通は臨床面の保証の意味で臨床系が必要と思う。この頃までにNative Dr達の採用は決まっている様子。
前年９−１０月頃
部門からの正式な採用決定の通知。アプライまでのコネクションによって、基本的には事前に採用が確実視できる事が多い。採用枠は診療科単位であったり、Attending単位であったり様々と思われる。採用通知で、給与やフェロートレーニングプログラムの内容、勤務条件などのおよその契約内容がわかる。また、今後の手続きのおよその流れが連絡される。コントラクトに署名して返信。
前年１１月上旬
母体となる大学のシステム（例えばトロント大学ではPGME Online Appointment Tracking System）にてIELTSや医学部卒業証書や専門医資格（英文と原本）、パスポートをアップロードするように求められる。また大学がビザの手続きを行うための費用160カナダドルを支払うため、書類を記載する。給料がもらえるためか、銀行残高証明はオミットされる。
前年１２月上旬
前述の大学のシステムより採用が認められる。
前年１２月中旬
これを受けて大学のPGME部門よりメールが発信され、Work Permit、CPSO License、CMPA Membershipの手続きを可及的に始めるよう指示を受ける。
MCC, physiciansapply.caのアカウント開設費用285カナダドル