陰嚢は鼠径表在リンパ節に還流
精巣は傍大動脈リンパ節に還流
真珠様陰茎小丘疹 Pearly penile papules
20−30代に出現する、正常の亀頭部に認められる小丘疹。感染性ではない。
亀頭炎 Balanitis, 亀頭包皮炎 Balanoposthitis
カンジダが最多の起炎菌。小児に発症した場合、糖尿病の最初の症状の可能性があり、血糖値を検査する必要がある。
停留精巣 Cryptorchidism
精巣固定術を1歳までに行う(6か月までに手術紹介を行う)。精巣の位置が触診で分かる場合はエコー検査は不要。
精巣癌のリスクは固定術により下がるが、それでも高い。不妊症のリスクは下がる。
精巣静脈瘤 Varicocele
by pampiniform plexus. not transluminal. increase size by Valsalva
尿道下裂 hypospadias
Urogenital fold (Urethral fold)の癒合不全により生じる。
陰嚢水腫 Hydroceles
睾丸が下行した際のルートの閉鎖障害のため、精巣鞘膜tunica vaginalisへの腹水の貯留した病態。光の透過性あり。 observe by 1 year olds as many spontaneously resolve
陰茎骨折 Penis fracture
retrograde urethrogramto check urinary tract injury. Tx=urgical repair
尿道損傷
前立腺直下の膜様部が周りの支持組織が乏しく、外傷時に尿道損傷になりやすい
精巣外傷
スポーツ、自転車、自動車の事故で生じうる。右の精索の方が短いため、恥骨との圧迫は右のほうがより起きやすい。軽微であれば、鎮痛薬、冷却。重篤であれば、血尿の評価、エコーによる評価が必要。場合により72時間以内の緊急手術が必要となる。
精巣上体炎 Acute epididymitis
尿道からの逆行性感染。病原体は性感染症(クラミジアや淋菌)が多い。35歳以上の患者では膀胱からの排尿障害による腸内細菌が多い。
慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群 Chronic prostatitis
男性の2−10%に生じる。3か月以上に渡る、排尿時痛、尿路性器痛、射精中の痛み。非細菌性。尿中の白血球数は増加。非細菌尿。治療は抗前立腺腫大薬(アルファブロッカー等)、抗生剤、抗炎症薬、
良性前立腺肥大 BPH
PSAは6.5ng/ml低度までは上昇する。それ以上の上昇は一過的な尿閉の合併、最近の射精、直接的な前立腺、炎症によって起こりうる。刺激経尿道的前立腺切除(TURP)は合併症として逆行性射精のリスクがある。
精巣捻転 Testicular torsion
精巣動脈は腹部大動脈から直接起始。急発症の精巣痛。bell-clapper deformity, cremasteric reflexは消失。精巣は横位になっている。緊急手術が必要。
精巣癌 Testicular cancer
15−35才の若い男性に生じうる。片側性の硬い腫瘤。無痛性。透光性の低下。検査はエコー、AFP,、β-hCGの検査、CT等でのステージング。
治療は手術。生検は行わない。
Leydig cell tumor
testicular sex cord stromal tumor, testosterone↑,Estrogen↑most common
絨毛癌 Choriocarcinoma
beta-hCG↑。hCG、TSH、LH、FSHの糖蛋白の中で、特にhCGとTSHは構造が似ており、hCGにより軽度TSH受容体が結合し、甲状腺機能亢進症となる。
Teratoma
AFP↑, beta-hCG↑
Seminoma
beta-hCG may↑
Yolk sac tumor
AFP↑
勃起不全 ED
βブロッカー、サイアザイド、スピロノラクトンは原因となりうる。
治療はsildenafil、硝酸薬およびαブロッカーの内服が無い場合。
心因性ED; 突然の発症。夜間・早朝勃起は保たれる。
持続勃起症 Persistent erectile
4時間以上の痛みを伴う勃起。静脈性のlow flow、虚血性の持続勃起症はSildenefil内服,Alprostadilの注入、trazdone内服、鎌状赤血球症がリスクとなる。それに対し、治療は瀉血および生理食塩水での灌流、フェニレフリンの注入。
ステロイド薬乱用 Exogenous steroid
GnRH↓in hypothalamus, LH,FSH↓in pituitary
精管切除 vasectomy
男性避妊のために。3ヶ月間は残存精子による妊娠の可能性がある。