投稿日: 2019年1月25日2019年2月8日横隔神経の関連痛 横隔神経は肺の壁側胸膜の縦隔側、下面の感覚を支配している。 例えば、膿胸等により横隔神経が刺激されている場合、 横隔神経はC3-C5神経根から分岐するため、 関連痛として、首や肩の痛みを感じることになる。 ... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月25日2019年2月8日閉塞性睡眠時無呼吸症候群 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS) の治療法 睡眠時の舌根沈下が原因のため、舌下神経を電気刺激して挙上させるよう、 刺激装置を埋め込む治療がなされ、効果が報告されている。 ... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月25日2019年3月24日なぜ誤嚥性肺炎は右側が多いのか? 誤嚥性肺炎に右が多い理由 右主気管支の角度は左よりもなだらか(心臓がないため) 右主気管支の方が太い 右主気管支の方が短い なお、臥位でむせこんだ場合は、下葉ではなく、 上葉の下部か下葉の上部に肺炎が位置する。 ... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月24日2019年2月8日チェインストロークス呼吸 心不全では慢性的な頻呼吸でPaCO2は低い。 睡眠時も頻呼吸であり、PaCO2が呼吸刺激する閾値以下に下がった時に、 無呼吸状態となる。 また、脳と肺の循環時間が延長されているため無呼吸がしばらく続き、脳と肺でのPaCO2の濃度の差が生じる結果になる。 これが心不全における周期的な無呼吸状態=チェイ... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月24日2019年3月24日痰の色 痰が緑色の場合、これは好中球のミエロペルオキシダーゼによる変色です。肺炎等、細菌感染時にこの酵素が作用して緑色となります。 ... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年3月24日K補正時の注意点とK欠乏量の推測 K補正時の注意点 濃 度:40(~60)mEq/L以下速 度:20(~40)mEq/時以下投与量:3mEq/kg/日以下大量に補給するときはECGモニター 血漿pHと血清K濃度によるK欠乏量の推定 血液pH7.27.37.47.57.6K欠乏量血清K濃度5.04.54.03.53... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年3月24日腎でのアルドステロン作用の推定 脱水、循環障害等で、血管内ボリュームを維持するためにアルドステロンが亢進すると、尿中からNaを吸収してKを排出する作用となる。そのため、アルドステロン作用が上昇すると、尿中のKは増加し、尿中Naが下がる結果となる。 アルドステロン作用↑アルドステロン作用↓尿中K↑>20mE... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年2月16日原発性アルドステロン症(PA)の診断手順 ①降圧薬投与(-)、臥位の条件では PAC≧120 pg/mL、かつPRA≦1.0 ng/mL/hr またはPAC/PRA>200 上記条件が揃わなければ、 PAC≧100 pg/mL、かつPRA≦2.0 ng/mL/hr ②ラシックス・立位負荷試験、カプトリル負荷試... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月23日2019年2月5日2次性高血圧 高血圧以外の典型的な症状を伴っていることは少なく、内分泌疾患をスクリーニングすることが大切である。 発見されれば治療により降圧治療を不要にする可能性もある。 →PAC、PRA、腹部エコーによりscreeningを行う。 PAC、PRAの測定・判定での注意点 30分安静臥床後... (続きを読む) ツイート
投稿日: 2019年1月22日2019年2月5日アスピリン(アセチルサリチル酸)中毒の中毒量と治療 中毒量 アスピリン 150mg/kg以上内服で嘔気、嘔吐出現。 300mg/kg以上内服で重症となりうる。 血中濃度 *ピークは6時間後 *半減期は18-36時間後である。 15~30mg/dl(150~300μg/ml)、耳鳴り、難聴、頭痛、眩暈 25~... (続きを読む) ツイート