チェインストロークス呼吸

心不全では慢性的な頻呼吸でPaCO2は低い。 睡眠時も頻呼吸であり、PaCO2が呼吸刺激する閾値以下に下がった時に、 無呼吸状態となる。 また、脳と肺の循環時間が延長されているため無呼吸がしばらく続き、脳と肺でのPaCO2の濃度の差が生じる結果になる。 これが心不全における周期的な無呼吸状態=チェイ... (続きを読む)

腎でのアルドステロン作用の推定

脱水、循環障害等で、血管内ボリュームを維持するためにアルドステロンが亢進すると、尿中からNaを吸収してKを排出する作用となる。そのため、アルドステロン作用が上昇すると、尿中のKは増加し、尿中Naが下がる結果となる。  アルドステロン作用↑アルドステロン作用↓尿中K↑>20mE... (続きを読む)

2次性高血圧

高血圧以外の典型的な症状を伴っていることは少なく、内分泌疾患をスクリーニングすることが大切である。 発見されれば治療により降圧治療を不要にする可能性もある。 →PAC、PRA、腹部エコーによりscreeningを行う。 PAC、PRAの測定・判定での注意点 30分安静臥床後... (続きを読む)